成就院 永代供養墓 「称観堂」

032.jpg称観堂全景 109.jpg称観堂は八の字にお参りいたします 044.jpgやすらぎ聖観音 030.jpg気仙三十三観音お砂踏み 060.jpg納骨壇(「抜苦」内部)

称観堂

 「称観堂」は、観音さまをお祀りする「与楽」と、ご遺骨をお納めする「抜苦」の二つのお堂で成り立ちます。「抜苦与楽」 ― 衆生を苦しみから救い、福徳を与える ― という言葉は、観音さまそのものである大慈大悲という仏徳をより具体的に表したものです。
 『観音経』には、「一心に名(みな)を称せば、観世音菩薩、即時(ただち)に其の音声(おんじょう)を観じて、皆解脱することを得せしめん」と記されます。観音さまは、衆生の苦しい悲しいという声を聞けば、いつでもどこでも自在に姿を変化して、お救い下さる仏さまです。
 「南無観世音菩薩」と御名(みな)をお称えしながら、「抜苦」と「与楽」とを、「気仙三十三観音霊場お砂踏み」をたどりながら八の字にお参りすることで、ご自身がご功徳を積むのと同時に、仏さまに祈りの思いを伝えることができます。

気仙三十三観音霊場お砂踏み

岩手県の気仙地域(陸前高田市、大船渡市、住田町)には、江戸時代半ばに選定された「気仙三十三観音霊場」があります。東日本大震災によって、九つの霊場が、観音堂や管理者の住居が流されたり、また観音像が流失したりという大きな被害を受けました。成就院住職は、気仙の観音霊場を再興しようという「気仙三十三観音再興プロジェクト」に参画しております。
 「お砂踏み」とは、各霊場境内のお砂を下に敷いた石板をたどることにより、実際に霊場を巡礼するのと同じご功徳が頂けるというものです。八の字に組まれた石板の下には、2012年の3月、徒歩巡礼の際に各霊場から頂いて参りましたお砂が敷かれております。
 霊場名の揮毫は、成就院檀信徒の方々にお願い致しました。中学生から八十過ぎの方まで、皆さん精一杯思いを込めて書いて頂きました。ありがたいことです。

やすらぎ聖観音

観音さまは、衆生の苦しい悲しいという声を聞けば、いつでもどこでも自在に姿を変化してお救い下さる慈悲深き仏さまです。
 成就院「やすらぎ聖観音像」は、東日本大震災の大津波でなぎ倒された、岩手県陸前高田市の高田松原の被災松を材としています。郷土の誇りで5万本あったともいわれる高田松原は、すべて失われてしまいましたが、その松の一本は観音像へと姿を変え、多くの方の思いを受け止める仏さまとなりました。
 制作は、気仙の住田町にある「五葉舎」仏師・佐々木公一さんにお願い致しました。関東在住の気仙出身の方に手を合わせて頂きたいという思いを込めて彫り進めたと伺いました。
 端正かつ柔和なお顔の観音さま。東日本大震災で亡くなられた方々、いまだ困難な生活を強いられている方々にも思いを馳せ、お手合わせいただければ幸いです。

成就院 永代供養墓 「称観堂」のご案内

合祀永代供養

  • 合祀埋葬:20万円[1霊]
  •  ご遺骨を合祀カロートへ埋葬します。
  •  永代供養料、管理料、埋葬料のすべてが含まれます。

13年納骨永代供養

  • ご安置、合祀埋葬:40万円[1霊]
  •  没後13年間ご遺骨を納骨壇にご安置し、その後合祀カロートへ埋葬します。
  •  永代供養料、管理料、埋葬料のすべてが含まれます。



○ 生前のご予約も承りますので、ご相談ください。
○ 納骨壇でご安置する期間についてご相談のある方はお声掛け下さい。
○ お塔婆をご希望の方は、一本3千円でお立てすることができます。
○ 希望されれば、2万円で戒名を板碑に刻むことができます。
○ 希望者は、成就院の護持・発展に寄与することを目的とした、「成就院 蓮の会」(別添約款参照)に入会することができます。
○ ご遺骨の一時預かり(3年の期限付)管理料として1年間につき1万円とご契約時に保証金として10万円がかかります。保証金はお遺骨の引き取り時にご返金いたします。