やすらぎ修行会

第七十四回「やすらぎ修行会」プチ法話 2017/6/21

 食事とは舌で味わうだけではありません。器や盛りつけを眼で楽しみ、出汁のよい香りを味わい…。また、高価なものだと聞いた途端、よりおいしく感じてしまいますよね。そうそう、食事には雰囲気も大切です。気のあった仲間とワイワイ楽しく食べればおいしいこと請け合いです。
 
 6月6日「じょうじゅいんモグモグ食堂」がオープンしました。お年寄りが多く子どもが少ない東上野において、「子ども食堂を必要としている人」とは誰なのか。各所に足を運んだ結果、社会福祉法人「結ふる」さんとつながりました。
 
 当日、ちょっと緊張した面持ちで寺にやってきました。車いすの子もいましたがスタッフの方がフォローしてくれ無事着席。興味深そうに畳の部屋を見渡しています。この日のメニューは、煮込みハンバーグ、にんじんのグラッセ、コールスロー、わかめとタマネギの味噌汁でした。みんな完食。この日は総勢子ども13名、大人10名、スタッフ8名。33個作ったハンバーグがすべて無くなりました。
 
 子どもたちは楽しみにしてくれていた様子。おやつを食べないでお代わりをしてくれた子、いつもは食べないブロッコリーを食べた子、普段残してしまうのに完食した子、最後に小さい声で「楽しかった」と伝えてくれた子…。しぐさや表情など全身で喜びを表してくれました。施設に帰ってから「どうしてみんなと食べるとおいしいんだろう」と喜んでくれた子がいたと聞きました。
 
 スタッフにも、その喜びの波動が感染し、感激の面持ちです。来てくれた子どもたちに「ありがとう」と感謝の言葉を贈っていました。みなさんやる気まんまんです。
 
 訪れる人も迎える人も、互いに「ありがとう」と言える空間は素敵ですね。「子ども食堂」とは、何も子どもたちだけのためにある食堂ではありません。



やすらぎ修行会とは

私たちが当然の如く享受してきた、物質的に恵まれた暮らしは、さまざまな「無理」 の上にかろうじて成り立っていたものであることが、この度の大震災や原発事故によってあらわになりました。困難な状況を迎えた現在、生活への不安、自らの生命への不安が強く強く意識されるようになりました。そのような「不安」な時代、成就院が少しでも檀家の皆様、地域の皆様のこころのやすらぎに少しでもお役に立てるよう、「やすらぎ修行会」を開くことといたしました。成就院をご縁として多くの方々がつながり、お互いに元気を与えあい、少しでもホッとして頂けたらと思います。多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
■日時:毎月21日(御大師さまの御縁日)18:30~19:30
■服装:普段着でかまいません
■会費:300円  *子供は無料です。
 *会費は、義捐金として寄付します。
■内容:プチ法話(5分)  光明真言(30分)
 以後、皆でおかゆをいただき歓談致しましょう。
■連絡先:参加ご希望の方は前日までに電話(03-3831-2534) で ご連絡を頂きたく存じます。
 *椅子もご用意いたします。正座でなくともかまいません。楽な姿勢でお唱え下さい。

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上野 成就院 やすらぎ修行会「プチ法話」 http://blog.goo.ne.jp/puchihouwa